洗濯したものをたたんでしまうことは、「コンパクトに収納できる」「シワになりにくい」「ひと目で見渡せて選びやすい」などのメリットがあります。
しかし、収納量を増やす必要がなく、シワが気にならず、選ぶ(探す)必要がないものに関しては「たたむ」という手間をなくしてもOKです。
「たたまなくてOK!」にすれば、家事負担が減らせます。
カジコレ評価
洗濯したものをたたまない | |
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カジコレ評価 8点 | 手間と時間を減らせる |
洗濯したものをたたまない
洗濯したものをたたんでしまう手間と時間を減らしたいなら、「すべての洗濯物をたたまなくてはならない」という思い込みを一度捨ててみましょう。
洗濯した洋服をハンガーで干してそのハンガーのままクローゼットに吊るして収納する、シワが気にならない部屋着やパジャマはたたまずカゴにポンッと放り込む……、それでも良いのです。
たたんでしまうのが当たり前だと思っていたけど、言われてみると、確かに全部をたたむ必要はないのかも。
洗濯したものをたたまないようにすれば、毎日の「たたむ・収納する・取り出す」の手間をカットでき、ストレス減&時短になるので、カジコレ評価は8点となりました。
とはいえ、たたまないものをそのへんに出しっぱなしにしていては散らかった印象ですよね。
このページでは、洗濯物をたたまない代わりにどうすれば良いのかを具体的に紹介します。
衣類をハンガーのまま吊るす
トップスのハンガー収納
洗濯したトップスはハンガーで干し、そのハンガーのまま取り込み、クローゼットにしまいます。ハンガーから外してたたむ手間も省け、たたみジワもつかないので一石二鳥です。
干すハンガーとクローゼット用のハンガーは区別せず、同じものを使います。家族の人別にハンガーを分け、まとまりごとに部屋に持って行くのも一つの手です。
ハンガーで干してそのまま収納する方法は、数十冊の家事本で採り上げられている、王道の家事効率ワザです!
洋服をハンガーのまま吊るす収納は「たたまなくていい」のが最大の魅力ですが、ほかにも「干すときにシワを伸ばせばアイロンいらず」「手持ちの服がひと目で見渡せるので選びやすい」などのメリットもあります。
でも、うちのクローゼットは全部の洋服を吊るすほどスペースがないなあ……
クローゼットのスペース的に、あるいは洋服の性質的に、すべての洋服を吊るすのが難しければ、よく着る服だけでもハンガー収納にすると良いでしょう。
よく着る服というのは洗濯の回数が多い服ですから、それをハンガーのまま収納するようにすれば、大きく手間と時間を省けます。
それでも洋服があふれてしまうなら、「ハンガーにかけられる数しか服を持たない」と決めて、1着買ったら1着処分する、とルールを作るのも良いかもしれません。
ハンガー収納をするときは、洋服がすべり落ちにくいハンガーを選ぶのが◎
ドイツ生まれのMAWAハンガーや無印良品のハンガーが人気です。
ボトムスのハンガー収納
ボトムスも、ハンガーに吊るして干せるようなら干してそのまま収納します。
ピンチハンガーで干す場合は、乾いたら取り込んで、スラックスハンガー(ズボンハンガー)に移し、吊るす収納にすれば、たたむより手間が少なくて済みます。
シワが気にならないものはカゴに放り込む
洗濯をして乾いた洋服をせっかくたたんで洋服ダンスしまっても、またすぐに広げて着るのであれば、「たたむ手間って要るのかな?」という気持ちになりますよね。
パジャマや子ども服などシワが気にならない服は、丸めてカゴに放り込んでおくだけでOKです。
パジャマ
脱衣所の近くにパジャマ用のカゴを置き、洗濯をしたパジャマはそのカゴに入れます。きちんとたたまず、放り込むだけで構いません。お風呂から上がったら、そこからパジャマを取って着ます。
子ども服
よく着る子ども服は洗濯の回数も多いものです。洗濯をして乾いたら軽く丸めてカゴに入れ、そのカゴから直接取って着るようにすれば、たたむ手間がかかりません。
デニムやスウェットパンツ
デニムやスウェットパンツはたたまず、くるくる丸めてロール状にし、深めのカゴに立てておきます。たたみジワも付きにくいです。
靴下・ストッキング
靴下やストッキングは両足を揃えてくるっと履き口を裏返すなど「セットにする」ことが多いですが、そのままいっしょに丸めて、引き出しに放り込むだけなら手間がかかりません。
靴下選びにこだわりがなければ、手持ちの靴下をすべて同じものにし、「ペアにする」作業そのものをなくす方法もあります。
ふきん・タオル
キッチン用のふきんやタオルなどは、しわになっても気になりませんし、「どれにしようか選ぶ」こともないので、たたまずカゴや引き出しに無造作に放り込むだけでOKです。
ピンチハンガーに干しっぱなしにするよりも、パッとカゴに放り込めば見た目もスッキリします。
乾いたらすぐに使う
「使う・洗う・乾かす」を繰り返すバスタオルやパジャマなどは、たたんで収納してもすぐにまだ広げて使うのなら、そもそもしまわずに乾いたらすぐに使うようにするのも良いでしょう。
バスタオル
洗って乾かしたバスタオルは、その日の夜にまた使うのであれば、たたんで収納するのではなく、引っ掛けておくだけでも良いでしょう。
浴室ドアの上部や脱衣所につっぱり棒を設置すれば、複数枚のバスタオルも簡単に掛けられます。
パジャマ・下着
洗って乾かしたパジャマや下着は、その日の夜にまた着るのであれば、たたまず、丸めてカゴなどに入れておけばOKです。
パジャマや下着ならシワになっても気になりませんし、カゴを脱衣所に置けば楽に手に取れます。
シーツ
シーツは洗い替えを持たず1枚を使い回すようにすれば、洗って干して乾いたものを、そのままベッドやふとんにかけられます。
大きなシーツはたたむのが大変ですが、洗濯して乾いたものをその日のうちにベッドにセットすれば、「たたんで収納する」必要がありません。
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