壁や巾木の上にたまるホコリはドライシートやハンディワイパーで取り除きます。ヤニ汚れや油汚れがついている場合は床掃除用のウェットシートが効果的です。
スイッチパネルに付く手垢は、中性洗剤・セスキ水・アルカリ電解水などを使うと簡単に落とせます。
壁の汚れの種類
壁の汚れの種類は、主にホコリ、タバコのヤニ、油、手垢です。
壁ににつく汚れの種類は以下の通りです。
- ホコリ
- タバコのヤニ
- 油(油煙が原因)
- 手垢(スイッチなど手で触る部分)
ホコリは壁そのものにまとわりつくように付着し、特に巾木(はばき)の上にたまります。
喫煙者がいる場合はタバコの煙で壁にヤニ汚れがつきやすく、油を使って調理するキッチンの壁には油煙が原因のべたつき(油汚れ)がつきやすいです。
壁の汚れをラクに取る方法
壁の汚れはいつの間にかたまってしまいますが、掃除はそれほど手間がかからないので、気づいたときにサッと行うと良いでしょう。
ホコリだけの場合
汚れがホコリだけなら、高いところにも届くフロアワイパーにドライシートか乾いたクロスをつけて拭くか、柄が伸びるハンディワイパーでホコリを取ります。洗剤は要りません。
巾木の上はハンディモップで一方向にスーッとなでると、きれいにホコリが取れます。ウェーブ ハンディワイパーは、手足の長い「からめるファイバー」がホコリを残さずからめてとってくれるスグレモノです。
ホコリだけなら、フロアワイパーよりも、クイックルハンディの長いタイプが使いやすかったです。
ヤニ汚れ・油汚れがついている場合
ヤニ汚れや油汚れがついている場合は、フロアワイパーに床掃除用のウェットシートをつけて拭きます。
タバコのヤニは水溶性なので、ついてからあまり時間が経っていなければウェットシートで落とせます。ほとんどのウェットシートにはアルコールや界面活性剤、アルカリ電解水が配合されているので、油汚れにも効果的です。
中性洗剤・セスキ水・アルカリ電解水などを、フロアワイパーに装着したドライシート・マイクロファイバークロス・雑巾にスプレーして壁を拭けば、さらに汚れを落としやすくなります。
木の壁は水気を嫌うので、乾拭きだけにしておきましょう。
スイッチパネルの皮脂汚れを取る
毎日触るスイッチパネルには手垢(皮脂汚れ)がたまります。スイッチの形状にもよりますが、手垢とホコリが絡んで黒ずんでしまうことも。みんなが触る場所なので、できればきれいにしておきたいですよね。
手垢は油性の汚れなので、壁のヤニ汚れ・油汚れと同じく、中性洗剤・セスキ水・アルカリ電解水などを使うと簡単に落とせます。
掃除方法は、中性洗剤・セスキ水・アルカリ電解水などをスプレーしたティッシュやキッチンペーパーでスイッチパネルとその周辺を拭くだけ。
細かい汚れは、セスキ水・アルカリ電解水などに浸した綿棒を使うと便利です。
なお、スイッチパネルのカバーの形状によっては簡単に外せるので、外して掃除をしたほうがラクです。
長年掃除をしていなくて、ホコリと手垢が絡んだ汚れがついていたスイッチパネルをセスキ水をスプレーしたティッシュと綿棒で掃除してみたところ、すっきりきれいになりました。(アルカリ電解水でもOK)
TOSHIBAのロゴの凹んでいる部分は爪楊枝を使わないと無理かなと思ったのですが、綿棒を押し当ててこすったら取れました。綿棒の先端がやわらかいので、セスキ水がしっかり凹みにも入りこむのでしょう。
汚れがひどくなければ、アルコールが配合されているウェットティッシュで拭くだけでもOKです。スイッチは毎日触るものなので、気づいたときにサッと拭いておくと汚れがたまらずに済みますよ。
壁のホコリを取ってスイッチパネルを拭くのは数分もあれば終わります。気が付いたときに掃除すれば、きれいな状態を保てますよ。