ものの大きさや形がバラバラだと、並べたときに隙間ができてしまいますが、形をそろえることで、スペースの無駄なくきれいに収納できます。
カジコレ評価
形をそろえて隙間をなくす | |
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カジコレ評価 6点 | きれいに収まる! |
形をそろえて隙間をなくす
丸いもの、三角のもの、四角のもの、ハート型のもの……これらを隙間なくきっちり並べることは無理ですが、すべてが同じ大きさの四角形なら、隙間を作らず、スペースを最大限に活かせます。
例えば、粗品でもらったバラバラの保存容器が引き出しの中でなだれのようになっているのなら、同じ形・大きさの容器に買い換えることで、重ねてすっきり収納できるようになるでしょう。
引き出しに収まらないからもっと大きな収納が欲しいって思ってたけど、形をそろえれば今の場所に収まるかも。
「形をそろえて隙間をなくす」は、保存容器のみならず、冷凍庫の食材、衣類や布団、液体洗剤などにも使える汎用性の高いアイデアです。
保存容器
タッパーなどの保存容器は、同じ形・大きさのものをそろえると、重ねやすく、コンパクトに収納できます。
食品を入れて冷蔵庫に保存するときも、何も入っていない状態で戸棚や引き出しにしまうときも、形がそろっていれば余分なスペースを取りません。
重ねられる保存容器としては、ジップロックの角形コンテナや、円形のスクリューロックタイプ、イワキのガラス製保存容器、野田琺瑯のホーロー製容器などが人気です。
同じ保存容器は、本体は本体で、フタはフタで重ねておくと、収納場所の節約になります。
冷凍庫の食材
食材を冷凍保存するときは、同じ大きさのファスナー付き保存袋に平らに入れ、立てて保存すれば、隙間ができません。冷凍庫の中もごちゃごちゃせず、すっきり整います。
ラベルを付けた書類用クリップ(ダブルクリップ)で上部を挟んでおくと、ひと目で中身がわかるので便利です。欲しいものを迷わずサッと取り出せます。
冷蔵庫はパンパンにせずある程度余裕があるほうが節電効果が高いですが、反対に冷凍庫はものを多めに入れた方が節電効果が高いです。
衣類
洋服は、引き出しなど収納場所の幅と高さに合うようにたたみ、立てて入れます。
引き出しの幅が広ければ、2~3列にして収納すると良いでしょう。「折りたたんだ後の衣類の形」を統一することで、引き出しや収納ボックスのスペースを無駄なく使うのがポイントです。
洋服を同じサイズでコンパクトにたためる「洋服たたみボード」もあります。きれいにたたみたいのにうまくできない人に向きそうです。
掛け布団
オフシーズンの使わない掛け布団は、あらかじめ成形されたふとん袋や、イケアのSKUBB/スクッブボックスに収納して四角くそろえると、押し入れの天袋にスペースの無駄なく並べられます。
洗剤類
食器用洗剤、漂白剤、液体洗剤など、そのままの容器だと形がバラバラで収納しにくい場合は、スクエア型洗剤ボトルに移し替えれば、無駄なスペースを作らず収納できます。
上にラベルを貼れば、低い位置にある引き出しに入れたとき、上から見てどれが何かすぐにわかって便利です。
塩素系タイプの洗剤と酸性タイプの洗剤を混ぜると、塩素ガスが発生します。「混ぜるな危険」と注意書きのあるものは、必ずラベルで分かるようにしておきましょう。