洗面所・洗面台のきれいをラクに維持する方法

洗面所の掃除のハードルを徹底的に下げるには、不要なものを取り除く、小物をすべて浮かせる、排水口のゴミ受けはパンチングタイプに変える、ティッシュとゴミ箱をすぐ近くに置く、などの工夫が有効です。すると、使うついでにササっと掃除をするだけでラクにきれいな状態を保てます。

いつもきれいな洗面所・洗面台
目次

掃除のハードルを徹底的に下げる

洗面所は汚れやすい場所なので、きれいに保つには掃除のハードルを徹底的に下げるのがコツです。

洗面所は汚れやすい場所

洗面台は水が飛び散りやすく、石鹸カス・化粧品・髪の毛などが落ちるので、とても汚れやすいです。

洗面台とヘアドライヤー

ドライヤーやヘアブラシを使った後には、洗面所の床に髪の毛が大量に落ちます。落ちた髪の毛は足の裏にくっついて廊下やリビングに運ばれてしまうことも……。

毎日掃除したほうがいいのはわかっているけれど、わざわざ洗面所掃除の時間を取るのが面倒なんだよね。

きれいをラクに維持するコツ

洗面所はきれいな方が気持ちがいいし、水まわりがピカピカだと運気も上がりそうですよね。

洗面所は汚れやすい場所だからこそ、きれいな状態をラクに維持するには掃除のハードルを徹底的に下げるのがポイントです! そのために必要な「しくみ作り」と「ついで掃除」について詳しく紹介します。

掃除がラクな洗面所に整えるステップ

掃除がラクな洗面所とは、汚れがついたらその場でサッと拭き取れるしくみができている洗面所のこと。以下のステップで、そんな洗面所が手に入ります。

  • 不要なものを取り除く
  • 小物をすべて浮かせる
  • 排水口のゴミ受けはパンチングタイプに変える
  • ティッシュとゴミ箱をすぐ近くに置く
  • 使うついでに掃除をする

不要なものを取り除く

不要なものがあると、拭き掃除の前に「ものをどかす」というワンアクションが発生します。「面倒くさい→掃除しなくていいか」とならないように、最初から不要なものを取り除いておきましょう。

不要なものを取り除く
  • 古くなったもの(伸びたヘアゴムなど)
  • 1年以上使っていないもの
  • 使いかけだけどこの先使いそうにないもの
  • 試供品など無料でもらったもの
  • 必要な数より多く持っているもの(クシが4本あるなど)

これらが洗面台のまわりにあったら処分するか、試供品やホテルアメニティはすぐに使い切ります。直近で旅行の予定があるなら持っていけばよいですが、「いつか旅行で使うかも…」と取っておくのはNGです。

小物をすべて浮かせる

洗面所の小物は吊るす・浮かす収納にすれば、どかさなくても掃除ができるだけでなく、ぬめりやカビの発生を抑えられる、省スペースになり洗面台を広く使えるというメリットもあります。

小物をすべて浮かせる
  • ハンドソープ
  • 石鹸ホルダー
  • 歯ブラシホルダー
  • 歯磨きチューブホルダー
  • スポンジ

これらを浮かせるだけで、驚くほど掃除は簡単になります。詳しい方法は以下の記事をご覧ください。

排水口のゴミ受けはパンチングタイプに変える

洗面台の排水口のゴミ受けは、純正品(プラスチック製のぬめりやすく掃除が大変なタイプ)をやめて、パンチングタイプに変えると掃除が驚くほどラクになります。

排水口のゴミ受けはパンチングタイプに変える

ポップアップ栓で取り替えたくない場合は、髪の毛が落ちたらティッシュで拭きとるようにし、排水口に髪の毛を流さないようにしましょう。

ティッシュとゴミ箱をすぐ近くに置く

汚れがついた瞬間に拭き取って、ゴミをその場で捨てられるように、ティッシュ・ウエットティッシュ・ゴミ箱を洗面所に置いておきます。ここでも吊るす・浮かす収納にします。

ティッシュとゴミ箱をすぐ近くに置く
洗面所の床掃除

床のホコリや落ちた髪の毛対策として、洗面所専用のフロアワイパーか掃除機を用意し、吊るしておくとよいでしょう。

使うついでに掃除をする

ここまでの「しくみ作り」ができれば、掃除はラクに短時間で済みます。毎日やることは以下の通り。

洗面台

  • ハンドソープで洗面所を使うついでに掃除する。特別な洗剤でなくても大丈夫。
  • 洗顔後の使用済みタオルで鏡の手あかを拭き取る。
  • 洗顔後の使用済みタオルで水栓まわりを拭き上げするとよりキレイを維持できる。
  • 手あかが取れにくい場合は、ホームリセット・ウタマロクリーナー・セスキ水スプレーアルカリ電解水など、手持ちの手あかに強い洗剤を吹き付けて拭きとる。

汚れの種類とそれに合った洗剤は以下の表を参考にしてください。

汚れの種類とそれに合った洗剤まとめ


ときどき排水口掃除に泡ハイターをスプレーすれば、カビ取り・ぬめり落とし・悪臭予防ができます。

洗面所の床

床に飛び散った水滴は使用後のタオルやバスマットで床を拭き、そのまま洗濯へ

洗面所の床も以下のような「ついで掃除」を取り入れれば、ラクにきれいな状態を維持できます。

  • ドライヤー終了後に各自がさっと髪の毛を掃除する。
  • 床に飛び散った水滴や化粧品は、洗顔後のタオルで拭き取り、タオルはそのまま洗濯する。
  • ベトベトした汚れはウエットティッシュで拭き取る。
  • バスマットをタオル地のものにしておき、洗濯前に床の拭き掃除をして、そのまま洗濯機で洗う。
カジコレ編集部

これらの「ついで掃除」は家族みんなでシェアするように心がけ、一人に負担が集中しない状態にできると良いですね。

鏡や蛇口についた水垢の落とし方

上で紹介したついで掃除を毎日していれば洗面台はきれいな状態に保てますが、もし鏡や蛇口に水垢がついてしまっているなら、まずはそれを落としてリセットしましょう。

詳しくはお風呂の鏡や蛇口の「水垢」の落とし方と、ラクにキレイを保つ方法をご覧ください。お風呂の鏡と蛇口のことが書いてありますが、洗面所の鏡と蛇口も同じ方法できれいにできます。

おわりに

洗面台をラク家事仕様にすれば、がんばらばくてもずっと簡単にきれいな状態を維持できます。

きれいな洗面所

じゃまなものをどかしたり、汚れを拭くための道具を取りに行ったりする必要もなく、毎日洗面所を使うついでにササっと掃除が終わります。実践して、いつも気持ちよく使える洗面所をキープしましょう!

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この記事を書いた人

時短家事アドバイザーと共働き主婦チームがつくるWEBメディア。仕事が好きで「家事の優先順位が低い主婦」だった編集長の、掃除を9割やめても「キレイな部屋で過ごせるようになったしかけ」をはじめ、優秀な時短グッズ・お掃除ノウハウ・整理収納術(片づけ)・家事代行やハウスクリーニングサービスについて発信している。これまでに実践した家事効率化の専門書は200冊超。

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