生活感のある日用品や食品などは、真っ白な収納ボックスに隠せば見た目スッキリ!…確かにそうですが、暮らしやすさ、片づけのしやすさで選ぶなら、透明・半透明の入れものがベターです。
カジコレ編集部の評価
透明・半透明の入れ物に入れる | |
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カジコレ評価 9点 | 中身がパッとわかる! |
透明・半透明の収納容器に入れる
中身の見えない真っ白な収納ボックスを整然と並べると、確かにスッキリ見えます。
しかし、実際に暮らしていく上でどこに何が入っているかわからないのは、取り出しにくく片づけにくいもの。あなたが分かっていても、家族がわからなければ、暮らしにくくなってしまいます。
透明や半透明の「中身の見える容器」にモノを入れると、一目で何が入っているかが分かります。だから、「あれ、どこだっけ?」と迷うこともなく、必要なものをすぐ手に取れるのです。
整理収納アドバイザーであり、無印良品の元商品開発担当者でもある水谷妙子さんは、著書の中で以下のように書いています。
長年つくり手側にいたからわかるのですが、ものにはそれぞれ役割があり、メリットとデメリットがあります。たとえば色。白と半透明では、中身の見え方が違いますよね。白は隠しますが、半透明は見えています。前者は見た目がスッキリする反面、もののありかがよくわかりません。後者はゴチャゴチャするものの、目的のものに迷わずアクセスできます。
『水谷妙子の片づく家 余計なことは何ひとつしていません。』 p.21より
ちょっとスケスケの半透明ボックスは、おしゃれさはイマイチかもしれません。しかし、何がどこにあるか一目でわかり、家族のだれもが迷わず手に取れるのは、透明・半透明のほうでしょう。
探しやすい、取りやすいのは、モノの場所がはっきりしているからで、言い換えれば、片づけやすい(戻しやすい)状態でもあります。
透明・半透明の収納ボックスやケースに入れるアイデアは、家族みんなが迷わずモノを取れる&戻せるので、暮らしがスムーズにまわります。「あれ、どこ~?」と聞かれることもなくなりそうですね。
100円ショップで揃えること可能なので取り入れやすく、モノによってサイズを変えれば汎用性があり、時短&ストレス減になるため、カジコレ評価は9点となりました。
でも、中身が透けて見えるとやっぱり生活感が出てしまわない?
前述の通り、おしゃれさやインテリア面では、白い収納ボックスを並べるほうがスッキリします。
しかし、「暮らしやすさ」「片づけやすさ」を優先するのなら、透明・半透明がベターです。自分と家族がどちらを優先したいかを考えて選ぶと良いでしょう。
食品ストックを透明・半透明のボックスに入れる
常温保存できる食品や飲料、調味料のストックは、パッケージを見れば一目でモノがわかります。
「見える収納」だから、迷わず必要なものを取れて、出し入れがスムーズです。なくなりそうなものがパッとわかるので、在庫チェックも簡単にできます。
冷蔵庫の食品を透明・半透明のケースに入れる
常温保存の食品ストックだけでなく、冷蔵の食品も細長い透明・半透明のボックスに入れて冷蔵庫にしまうと、冷蔵庫を開けたときに(正面からも斜め横からも)見やすく、取りやすくなります。
このときのポイントは、「いっしょに使うことが多いものを同じケースに入れる」ことです。
例えば、朝食のときに使う佃煮・海苔・納豆・ふりかけなどを一つのケースに、バター・ジャム・ドレッシングなどを一つのケースに入れておけば、ラクに取り出せ、時短にもなります。
見えるからうっかり賞味期限を切らすことがなくなる上、冷蔵庫の中の拭き掃除も簡単です。
調味料・乾物を透明のガラスびんなどの保存容器に入れる
上2つのアイデアとに似ていますが、塩や砂糖などの調味料や、大豆や乾燥わかめなどの乾物、コーヒー豆などを透明のガラスびん(密閉式)に直接入れて保存するのも便利です。
フタも透明のガラスびんなら、上からも横からも何が入っているか一目でわかります。キッチンの引き出しに並べて入れても、必要なものに迷わず手を伸ばせる点がメリットです。
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