同じ種類(カテゴリー)のものは、集めて収納すると取りやすい&戻しやすい

使ったものが出しっぱなしになっていたり、毎回違う場所にしまわれていたりすると、いざ使いたいときにあちこち探さなくてはなりません。

こんなストレスを解決するには、同じ種類のもの(同じカテゴリーに属するもの)をまとめて収納すると良いです。ものが取り出しやすく、戻しやすいので、暮らしがスムーズにまわります。

同じ種類のものをあつめて収納
目次

カジコレ評価

同じ種類(カテゴリー)のものを集めて収納する
カジコレ評価
9点
ものにアクセスしやすい
カジコレ評価9点
※編集部判断に基づく

同じ種類(カテゴリー)のものを集めて収納する

文房具類をまとめて収納

同じ種類のもの(同じカテゴリーに属するもの)を集めて収納すると、

  • 収納場所がはっきりするので、戻しやすい(散らかりにくい)
  • どこにあるかわかるので、次に使いたいときにすぐ取り出せる
  • 家族に「あれ、どこー?」と聞かれない&聞かなくて済む
  • 在庫管理がしやすい

・・・などのメリットがあり、家事を効率化しやすいです。

家族に「油性マジックどこ?」と聞かれて、毎回探すのは時間の無駄だもんね。

具体的には「文房具はここの引き出し」「洗剤類のストックは洗面台の下のスペース」というように、このカテゴリーに属するものの置き場所はここ!と決めればOKです。

この置き場所は家族とも共有し、全員が「あれはこの場所を見ればあるはず」と理解している状態にしましょう。その場所にない=ストックゼロだから購入の必要がある、とわかれば、在庫管理もスムーズにできます。

カジコレ編集部

種類ごとの置き場所を決めれば、「洗剤のストックがないと思って買ってきたらほかの棚に大量にあった」みたいなことも防げますよ。

同じ種類のものを集めて収納する方法は、家のいろいろな場所で取り入れやすく、「あれどこ?」のストレスから解放され、探しまわる時間もなくせるので、カジコレ評価は9点となりました。

置き場所については、よく使うものは取り出しやすいところにし、あまり使わないものは高い場所や奥の方にしまうと良いでしょう。頻繁に使うものほどアクセスしやすく!がコツです。

文具類(文房具類)

文房具類

文房具はこの引き出し(あるいはボックス)に入れる」と決めれば、使ったあとはそこに戻せばいい、何か文房具を使いたければそこを探せば見つかる、という状態を作れます。

その際、頻繁に使うものは引き出しの手前に、あまり使わないものは奥の方に入れるようにすると合理的です。

よく使うものは奥まで引き出さなくてもパッと取れますし、詰め替えインクなど滅多に使わないものも「文房具の引き出しに入っている」とわかれば、あちこち探しまわらなくても済みます。

薬・衛生用品(救急箱)

薬・衛生用品(救急箱)

置き薬や湿布などの医薬品、体温計や絆創膏などの衛生用品はこの引き出し(あるいはボックス)に入れると決めましょう。必要なときにそこを見れば、欲しいものがすぐ取り出せます。

頭が痛くて薬を飲もうと思ったときに、頭痛薬が切れているのはツラいもの。しかし、「薬と衛生用品はここにある」と決まっていれば、「そこになければない」ので在庫管理もしやすいです。

カジコレ編集部

「頭痛薬、どこ・・・?」とあちこち探し回る必要がなくなり、「そこにないなら買わなくちゃ」とわかります。

常温食品・日用品・消耗品などのストック

食料品のストック

常温保存食品・日用品・消耗品などのストックは、同じ種類ごとにまとめて引き出しに入れる」と良いです。

  • 缶詰、未開封の調味料、穀類、乾物などの常温保存食品はコンロの下の引き出し
  • シャンプー、コンディショナー、石鹸、歯磨き粉のストックは洗面台の下の扉か引き出し
  • 食器用洗剤、食洗機用洗剤、ゴミ袋、スポンジなどのストックはシンク下の引き出し

・・・というように、カテゴリーにわければ、「必要なときはそこを見ればある」「そこになければ買う」がパッとわかります。

ストックが多くて引き出しの中がごちゃごちゃしてしまうなら、引き出しの中を100円ショップのボックスなどで仕切るのと見やすいです。

あまり使わない調味料類

あまり使わない調味料をまとめて収納

あまり使わない調味料は収納ケース/トレイに入れて冷蔵庫にしまうと迷子になりにくい」です。

バニラエッセンスやオイスターソースなど、たまにしか使わないものは、気づかないうちに賞味期限切れになることや、「ないと思って買ってきたら冷蔵庫の奥にあった」なんてことがあります。

まとめて収納ケースやトレイに入れておけば、小さな容器のものも行方不明になりません。

袋入りのスパイスを立てて立ててまとめて収納

そのままだとバラバラしやすい袋(パウチ)入りのスパイスも「スパイスはここ」と集めて収納しておけば、いま何があるかが一目でわかり、在庫管理も簡単です。

子どもの学用品

粘土板、彫刻刀、絵の具、習字セットなど、ときどきしか使わない子どもの学用品はひとまとめにしてボックスに収納すれば、「子どもが学校で使うものはここにある」とわかりやすいです。

その際、子どもが複数人いるなら、「ひとりにつきボックス1つ」と決めるとよいでしょう。

子ども自身も、「お母さんにどこにあるか聞く前にここを見よう」とわかるようになります。

季節の小物類

季節が限られる小物は、ボックスやかごにひとまとめに収納すると入れ替えしやすいです。

例えば、涼しげなアクセサリーやストローハット、扇子などをまとめて「夏ボックス」に入れる、ニットキャップやウールの手袋、マフラーなどはまとめて「冬ボックス」に入れれば、ボックスを入れ替えるだけで衣替えがでできます。

ボックスに「夏」「冬」とラベルをつけるのもよいですが、夏の小物はラタンのカゴバッグに入れる、冬の小物はフェルトバッグに入れる、というようにしてもわかりやすいです。

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参考書籍
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この記事を書いた人

時短家事アドバイザーと共働き主婦チームがつくるWEBメディア。仕事が好きで「家事の優先順位が低い主婦」だった編集長の、掃除を9割やめても「キレイな部屋で過ごせるようになったしかけ」をはじめ、優秀な時短グッズ・お掃除ノウハウ・整理収納術(片づけ)・家事代行やハウスクリーニングサービスについて発信している。これまでに実践した家事効率化の専門書は200冊超。

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