リビングの床、壁・ドア・スイッチ、家具・家電、照明、エアコンの汚れを落とす洗剤を紹介します。
床
リビングの床の汚れは、ホコリ・髪の毛・皮脂汚れ・食べこぼし・犬や猫を飼っていれば動物の毛です。
日々の掃除は掃除機やフロアワイパーでホコリや髪の毛を取り除くだけでOKですが、フロアワイパーだけでは手に負えない汚れがついたときや、なんとなく床がベタベタすると感じるときは、洗剤を併用して汚れを拭き取りましょう。
中性洗剤・アルカリ電解水のスプレーを使うと、床の皮脂汚れや食べこぼしなどをきれいに拭き取れます。直接吹き付けて、使い捨てシートやクロスで拭きとればOKです。いずれも二度ぶき不要で手軽ですし、拭いた後もサラッとするので快適です。
なお、床が無垢材の場合、アルカリ電解水は変色の恐れがあるので使用できません。
リビングの床掃除を時短する方法も、以下記事で詳しく紹介しています。
天井
リビングの天井につく汚れは、ホコリ・タバコのヤニ・油(油煙が原因)です。
天井の汚れがホコリだけなら、フロアワイパーにドライシートか乾いたクロスをつけて拭くか、柄が伸びるハンディワイパーでホコリを取ります。洗剤は要りません。
ヤニ汚れや油汚れがついている場合は、フロアワイパーにウェットシートをつけて拭きます。
タバコのヤニは水溶性なのでついてからさほど時間が経っていなければウェットシートで落とせますし、ウェットシートにはアルコールや界面活性剤が配合されているので油汚れにも効果的です。
中性洗剤・アルカリ電解水などをフロアワイパーに装着したマイクロファイバークロスや雑巾にスプレーして天井を拭けば、さらに汚れを落としやすくなります。
天井の汚れの掃除方法についてもっと知りたい場合は、以下記事もご覧ください。
壁・スイッチ
壁やスイッチパネルにつく汚れの種類は、主にホコリ、タバコのヤニ、油、手垢です。ホコリは壁そのものにまとわりつくように付着し、特に巾木(はばき)の上にたまります。
汚れがホコリだけなら、フロアワイパーにドライシートか乾いたクロスをつけて拭くか、柄が伸びるハンディワイパーでホコリを取ります。洗剤は要りません。
ヤニ汚れや油汚れがついている場合は、フロアワイパーに床掃除用のウェットシートをつけて拭きます。
ヤニは水溶性なので、ついてからあまり時間が経っていなければウェットシートで落とせます。ほとんどのウェットシートにはアルコールや界面活性剤、アルカリ電解水が配合されているので、油汚れにも効果的です。
中性洗剤・アルカリ電解水などを、フロアワイパーに装着したドライシート・マイクロファイバークロス・雑巾にスプレーして壁を拭けば、さらに汚れを落としやすくなります。
スイッチパネルに付く手垢も、中性洗剤・アルカリ電解水などを使うと簡単に落とせます。
壁・巾木・スイッチパネルの汚れを手間なく落とす方法は以下記事で詳しく紹介しています。
室内ドア
ドアに付着したホコリはハンディワイパーで取ります。あまり汚れていないければ、上から下にハンディワイパー/モップをかけてホコリを取るだけでOKです。
汚れがたまっているときは、使い捨ての掃除シートなどで拭き取ります。一般的な、樹脂シートを貼ったタイプのドアであれば、中性洗剤・アルカリ電解水をスプレーして拭き取ると汚れが落ちやすいです。
外側が天然木のドアやニスなどの表面加工が施されているドアは、アルカリ性洗剤を使うと変色の恐れがあるため、乾拭きをするか、もしくは硬く絞った水拭きのみにするのが無難です。
ドアノブ
毎日触るドアノブや取っ手には、手垢(皮脂汚れ)がつきやすいです。
中性洗剤・アルカリ電解水・アルコールのいずれかをつけて、ティッシュや掃除用シート、マイクロファイバークロスなどで拭き取ると簡単に落とせます。
室内ドアとドアノブの掃除方法は以下記事で詳しく紹介しています。
家具・家電
家具や家電にはホコリや手垢がつきます。普段の汚れ落としはハンディモップなどでほこりを取ればOKです。硬く絞ったクロスで水拭きをしてもよいでしょう。
手垢やべたつきが気になる場合は、ホームリセットなどの中性洗剤を拭きつけたクロスで拭きます。家電に直接スプレーすることは避け、スプレーを吹きつけたクロスで拭くようにしてください。
照明
天井の照明器具の上にたまったホコリは、伸びるタイプのハンディワイパーで取り除きます。
基本的に洗剤は不要ですが、ホコリが油と混じってべたついている場合は、水拭きするか、ホームリセットなどの中性洗剤をスプレーして拭き取るときれいになります。
エアコン
エアコンの上にたまったホコリも、伸びるタイプのハンディワイパーで取り除きます。基本的に洗剤は不要です。
エアコンの内側は、フィルターを水洗いする、吹出口や本体のホコリをハンディワイパーで取る、乾いたフィルターを戻すの3ステップで、10分もあれば終わります。
エアコン外側がベタベタしていたり、内部(見えている部分)の汚れが気になったら、ホームリセットなどの中性洗剤かアルカリ電解水をつけたウエットティッシュか使い捨てクロスで拭くときれいになります。
その際、エアコン本体に向かってスプレーを吹きつけるのではなく、ティッシュやクロスにスプレーを吹きつけ、それで拭くようにしましょう(内部の精密部品に噴射液がかかることを防ぐため)。
内部のアルミフィン(熱交換器)・シロッコファンの洗浄は自分ではできません。市販のエアコン洗浄スプレーを使用すると、内部に残った洗剤がカビの原因になってしまったり、基盤部分に液体がかかって故障の原因にもなったりすることがあると言われています。エアコン掃除の専門業者に任せましょう。
以下記事で、10分でできるエアコンの掃除方法を紹介しています。