衣類のタグなどについている洗濯表示記号は、「洗濯の記号」「アイロンの記号」「漂白の記号」「乾燥の記号」「クリーニングの記号」の5つだけ覚えれば、家庭での洗濯には困りません！
目次
覚える記号はこの5つだけ
衣類についている洗濯表示は全部覚えなくてOK！ 「これだけ覚えればOK」な５つの記号を紹介します。
平成28年12月から新しくなった洗濯表示には、洗濯・漂白・タンブル乾燥・自然乾燥。アイロン・ドライクリーニング・ウェットクリーニングに関する記号が定められています。
数が多いので全部覚えようとすると大変ですが、専門家でない限り、以下の5つだけを覚えればOKです。
ひとつずつ順番に見ていきましょう。
洗濯の記号
桶のマークは「家庭で洗濯できる」ことを表しています。桶の中の数字は「水の上限温度」、手のマークは「手洗い」ができるという意味です。
アイロンの記号
アイロンの形の記号は「アイロン仕上げができる」ことを表しています。「・」の数はアイロンの上限温度です。
- 「・」…110℃
- 「・・」…150℃
- 「・・・」…200℃
漂白の記号（△）
△の記号は「漂白剤が使える」ことを表しています。
△は塩素系漂白剤・酸素系漂白剤どちらもOK、斜線の入った△は酸素系漂白剤はOKで塩素系漂白剤はNGです。△にバツ印が付いている記号は、漂白ができない衣類であることを表しています。
乾燥の記号（□）
□は乾燥方法（干し方）を表しています。
- 縦棒＝吊り干し
- 横棒＝平干し
- 斜線入り＝陰干し
◯は乾燥機OKという意味で、中の「・」は乾燥温度を表します。
- 「・」＝上限60℃
- 「・・」＝上限80℃
クリーニングの記号（〇）
◯の中のアルファベットはクリーニングのしかたで、クリーニング店が「どの洗い方ができるか」を判断するためのマークです。
- W＝ウエットクリーニングOK
- P＝パーククロエチレンと石油系溶剤のドライクリーニングOK
- F＝石油系溶剤のドライクリーニングOK
クリーニング店が参考にするものなので、一般家庭で洗濯するときには気にしなくていいマークです。
覚えておきたい洗濯表示まとめ
洗濯表示は全て覚える必要はありません。今回紹介した５つの記号を覚えて日頃のお洗濯に役立ててくださいね！
参考書籍
- ずーっとキレイ! ラクして続く、家事テク (テクシリーズ)
- ムダなし、裏ワザ、時短がいっぱい！ 家事をラクにするコツ (別冊ＥＳＳＥ)
- 予約の取れない家政婦タスカジさんのラク家事BOOK
- この一冊ですべてがわかる!家事きほん新事典
- ナチュラルおせんたく大全
