“オキシ漬け”で有名なオキシクリーンと、粉末タイプの酸素系漂白剤、この2つの効果がほぼ同じことをご存じでしょうか。
粉末タイプの酸素系漂白剤は各社から発売されていて、シャボン玉・パックス・無印良品、ミヨシ石鹸、石けん百科、大手スーパーのプライベートブランド・百均のものなどがあります。各商品に微妙な違いはありますが、どれも原材料が過炭酸ナトリウムなので、用途も効果もほとんど同じです。
オキシクリーンと酸素系漂白剤の比較
ここでは、シャボン玉石けんの酸素系漂白剤を例に挙げて、オキシクリーンと粉の酸素系漂白剤の違いを解説します。
オキシクリーンとシャボン玉石けんの酸素系漂白剤は、どちらも主原料が過炭酸ナトリウムなので、成分はほぼ同じです。
- オキシクリーンの成分:過炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウム
- シャボン玉石けんの酸素系漂白剤の成分:過炭酸ナトリウム
効果が用途、便利な使い方もほとんど同じです。
- オキシ漬けで、タオルや布ふきんの消臭やしみ抜きができる
- 毎日の洗濯で使えば、黄ばみや黒ずみを予防できる
- 食べこぼしや血液などのしみ抜きにも◎
- お風呂では、床や小物をピカピカにできる
- キッチンでは、水筒や哺乳瓶の除菌ができる
成分も効果も用途もほとんど同じなら、何が違うの?
オキシクリーンとシャボン玉石けんの酸素系漂白剤の大きな違いは、「値段」と「イメージ」 です。
値段は、例えば楽天24では、オキシクリーンは500gが750円くらいで、1gあたり1.5円くらい。それに対して、シャボン玉の酸素系漂白剤は750gが570円くらいで、1gあたり0.76円とオキシの約半額!
イメージの面ではオキシクリーンが抜きん出ています。まず「オキシ漬け」という言葉を聞けば誰もがオキシクリーンを思い浮かべることでしょう。また見た目の可愛らしさとすごい汚れ落とし効果が相まって、使っていると誇らしさや満足感を感じられます。
余談ですが「花王 ワイドハイター PRO 強力分解パウダー」も主原料が過炭酸ナトリウムです。過炭酸ナトリウムのほかに、界面活性剤、漂白活性化剤、酵素が含まれており、用途は「洗濯専用」となっています。
【結論】オキシクリーンと酸素系漂白剤は「ほぼ同じ」
オキシクリーンと粉末タイプの酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)は、ほぼ同じ。使い分けは、料金の安さや、好みかどうかで決めると良さそうです。
私は酸素系漂白剤をお洗濯でほぼ毎日使うので、割安なシャボン玉せっけんの酸素系漂白剤を買うことが多いのですが、あなたはどっちが好きでしたか?
そんな便利で優秀な洗剤「オキシクリーン」と「粉タイプの酸素系漂白剤」を洗濯や掃除で使う具体的な方法は以下の記事をどうぞ。