整理収納レッスン③ 不要なものを処分し、必要なものだけを選び出す

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ものを減らせば収納は圧倒的にラクになります。整理収納は、不要なものを処分し必要なものだけを選び出す作業(整理)を行い、その後、使うものを使いやすいように配置(収納)するのが正しい手順です。

不要なものを処分し、必要なものだけを選び出す

「いつも部屋にものが出しっぱなしで散らかっている」
「収納がパンパンでどこにしまったらよいかわからない」
「ものがあふれた部屋で窮屈な思いをして生活している」

もしこんなふうに感じているなら、いくら収納方法を工夫しても、画期的な収納グッズを探しても、「ものがあふれて困っている」状態は解決できません。

整理収納には正しい順番があります。

最初に整理を行います。整理は、不要なものを処分し、必要なものだけを選び出す作業です。

整理が終わってから収納を行います。収納は、使うものを使いやすいように配置することを指します。

ものがあふれて困っているときは、先に整理を行い、ものが適切な量になるまで減らす必要あります。その後、残したものの置き場所を決めて、利便性の良い場所に収納します。

この手順をふめば、家はちゃんと片づきます。

片づけ・収納の手順

片づけコンサルタントのこんまりさんこと近藤麻理恵さんも、著書『人生がときめく片づけの魔法 改訂版』の中で次のように述べています。

だから、とにかく「まずは捨てる」を終わらせる。それができれば、モノの定位置を決めるのは簡単です。モノを減らさないまま、収納のことをあれこれ考えたり、収納のワザに走りはじめたりしたところで、行きつく先はただ一つ。片づけても片づけても片づかない、「リバウンド地獄」しかありません。

『人生がときめく片づけの魔法 改訂版』p.183より引用

つまり、ものがあふれて困っているなら、「こんなにたくさんのものをどうやって収納しよう」と考えるのではなく、まずものを減らすところから始めてみましょう。ものを減らせば収納は圧倒的にラクになります

続けて、「残すもの・処分するものの考え方」を解説しますが、実はその前に、多くの人が陥りがちなNG行動があります。ちょっとした注意事項なので、整理収納を始める前にご覧くださいね。

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参考書籍
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この記事を書いた人

時短家事アドバイザーと共働き主婦チームがつくるWEBメディア。仕事が好きで「家事の優先順位が低い主婦」だった編集長の、掃除を9割やめても「キレイな部屋で過ごせるようになったしかけ」をはじめ、優秀な時短グッズ・お掃除ノウハウ・整理収納術(片づけ)・家事代行やハウスクリーニングサービスについて発信している。これまでに実践した家事効率化の専門書は200冊超。

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