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【要約・感想】しない家事

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シンプルライフ研究家・マキさんの『しない家事』は、”しない”という発想で、暮らしを変えるヒントを紹介する本です。

子どもが小さかったり、働いていたりすると、アタフタしがち。そんな忙しい日々でも家事だけに振り回されず、自分のやりたいことができる暮らしを望むなら本書が役に立つかもしれません。

しない家事
目次

【要約】しない家事

『しない家事』は、シンプルライフ研究家であり、小さな子ども2人を育てているワーキングマザーのマキさんの家事本です。

この本には、「平日は買い出ししない、献立を考えない、時計を見ない」など、”しない”ことで毎日が楽しくラクになる、ゆとりを持って暮らせるヒントがたくさん紹介されています。

私たちは「どれを使おう」「何を作ろう」と迷うことで忙しくなりますし、何かを選んだり決めたりするだけで脳にストレスを感じます(いわゆる「決断疲れ」)。

「しない」と決めることで忙しさやストレスをなくし、今まで家事に費やして時間を家族と過ごす楽しい時間や自分のしたいことをする時間にできれば、暮らしはより豊かなものになるでしょう。

「○○はしない」「○○は使わない」で家事がラクに

「しない家事」から、特に家事がラクになりそうだと感じた部分を引用します。

平日は手の込んだものを作らない

ごはんとお味噌汁、肉か魚。夕飯は定番化

平日の晩ごはん作りは、何も考えなくてもいいようにしています。
わが家の場合、平日の晩ごはんの形式はほぼ変わらず、白米、お味噌汁、主菜、副菜。
これがパスタになるとか、オムライスになるといったことは、ほぼありません。
お皿の数もほぼ決まっています。なぜなら、お茶碗、お椀、メイン皿、小皿と使う食器がほぼ決まっていれば、かなりの時短になることに気づいたからです。

『しない家事』p.104より引用

平日の仕事帰りの限られた時間にサッとお腹を満たし栄養も摂取できるものを作ろうと思うなら、使用する食器も含めた晩ごはんのルーティン化は効果的です。

カジコレでも「料理効率化の基本|献立作り・調理・後片づけを時短する方法」の記事で、手間のかかる料理を作らないことや献立をパターン化することを提案しています。

管理の手間が増えるものは買わない

わが家にマット類がない理由

ものを持つという行為に、お手入れや掃除の時間まで含まれているということを考えたことはありますか?
たとえば、キッチンマット。以前の住まいでは、キッチンの床に敷けば、油や水ハネから床を守ってもらえると、あたりまえのように買って敷いていました。
でも結局は、洗濯機で洗って干すというお手入れの行為が、もれなくセットでついてくるということにまで頭がまわっていませんでした。
目先の便利さに惑わされ、お金を払い、管理する手間を増やしていたのです。

『しない家事』p.122より引用

キッチンマットだけでなく、トイレカバーやトイレマット、玄関マット、キッチンのシンクの三角コーナーなども、なくすことで洗ったり取り換えたりする手間がなくなります。

同じ理由で、布製のふきん(食器拭き・台拭き)を使わないことで、漂白や煮沸消毒などの作業をしなくて済むようになります。

それまで「あたりまえ」と思っていたもので、実はわが家にとって「なくてもいいもの」や「しなくてもいいこと」は意外とたくさんあるものです。

【感想】自分に合いそうなところを参考にすると◎

『しない家事』は、「やらなくちゃ」という思い込み(メンタルブロック)を解除し、「それ、しないのもありなのか!」と気づいて、やめていくことで毎日をラクにしようと提案する本です。

ただし、マキさんはご自身のことを「家事が苦手でズボラ」と書いていますが、本書を読むと「意外とマメな人なのでは?」と感じます。読む人によっては「しないというけれど、それでも結構いろいろやっているよね」と思うかもしれません。

例えば、「週末にまとめて常備菜づくりをする」は、合う人・合わない人がいるでしょう。また「(平日の夕食をワンパターンにする代わりに)朝食の盛り付けを楽しむ」も、著者ならではのこだわりなので、必ずしもそうする必要はないと思いました。

「(朝の支度の)動線を見直したら、キッチンで立ったままメイクをしたほうが早いから、スキンケア用品やメイク用品をシンク周りに収納した」という方法は、賛否両論あるかもしれません。

あくまでもマキさん流の「”必要最低限”の豊かな暮らし」なので、すべてを真似する必要はなく、合いそうなところだけ参考にしたり、自分の生活における「しなくてもいい家事」って何だろう?と考えるヒントにしたりするのが良い本だと感じました。

著:マキ
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もくじの紹介

『しない家事』のもくじ
  • 1章 毎日を豊かに暮らすために
    「できる主婦」のイメージに縛られない
    気のりしない家事には時間をかけない
    今必要のないものは持たない
    「選ぶ時間」を作らない…
  • 2章 時間に追われてアタフタしないために
    毎日の生活リズムを変えない
    平日の朝は最低限のことしかしない
    時計を気にしてチラチラ見ない
    今しなければいけない以外のことを考えない…
  • 3章 楽しく台所仕事をするために
    献立を買い出し前に決めない
    ゼロから料理をはじめない
    平日は手の込んだものを作らない
    1つの家事に時間をかけすぎない…
  • 4章 お手入れや掃除の手間を減らすために
    管理の手間が増えるものは買わない
    使う場所の遠くに収納場所を作らない
    どれを買うべきかで迷わない
    ストックは多く持たない…
  • 5章 私時間を充実させるために
    平日5日間を全力疾走しない
    休日はなるべく予定を入れない
    夜に残りの家事をやろうとしない
    家族の仕事を減らさない…
著:マキ
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この記事を書いた人

成功空間プロデューサー、片づけ&時短家事コンサルタント。「ねぎらい片づけ」創始者。著書「家事の苦労を9割へらす本」「掃除の苦労を9割へらす本」。家事・育児・仕事の両立に葛藤する中で「家事本200冊」を実践し、月70時間の家事を削減。1日1時間で高品質の家事が完了する方法、自宅を「成功空間」に変える方法、掃除や洗濯が1日5分で終わるノウハウを考案。

「世界中の家を『ほっとできる場所。』にする」をビジョンに掲げ、自宅を「成功空間」に編集する講座「The Self Edit」を主催。家が「やりたいことがスムーズに進む空間」に変わり、自分の才能が1秒も止まらない人生の加速装置になる快感を味わえる。家事や片づけが重労働を伴う「義務やタスク」から、1日1時間で高品質な家事が完了する「自分と家族のよりよい未来をつくるための愛の時間」へと変換される。家が「ほっとできる場所」になり、家族仲が良くなったり、友人を気軽に招くことができたり、目標や理想の達成に向けてスムーズに行動できるようになる。

家庭と仕事の両立、片づけ、時短家事にまつわる情報を「時短家事 大百科 カジコレ」やYahoo!ニュース、X、Instagramで発信している。共働きワンオペ主婦を経験し離婚。やるべき家事を合理的に減らしシングルマザーとして「自分時間をしっかり持てる人生」を得た。整理収納アドバイザー1級。写真も撮れるインタビューライター。カシオペイア株式会社代表。

フジテレビ「ホンマでっか!?TV」、関西テレビ「ウラマヨ!」、テレビ東京「なないろ日和!」、日本テレビ「DayDay.」、「ナジャ・グランディーバのチマタのハテナ」などテレビ出演多数。「PHPくらしラク~る♪2025年12月号」巻頭カラーに12P、「日経ウーマン」、「オレンジページ」ムック本「シンプル家計ノート2026」などメディア掲載多数。

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