スティッククリーナー(掃除機)は、吊るせる・差し込み式充電・ごみ捨てが簡単・出しっぱなしでもOKな見た目・床ブラシ式ヘッドなどの条件を満たしたものを選ぶと、家事がラクになりやすいです。
2024年のカジコレ編集部おすすめのスティッククリーナーは「siroca(シロカ) SV-S271」「山善 ZSC-L121」「siroca(シロカ) かるピカ パワーSV-SP351」「山善 ZSP-L160」「日立 すごかるスティック PV-BS1L」の5つです。
スティッククリーナーの選定基準
掃除をはじめる時や道具を片付ける時の「面倒な気持ち」を少しでも取り除くことを目的に、ここでは以下の条件でスティッククリーナーを厳選しました。
- 吊るせる
- 差し込み式充電(バッテリー内蔵式)
- ごみ捨てが簡単
- 出しっぱなしでもOKの見た目
- 床ブラシ式ヘッド
スティッククリーナーは、ほんのちょっとのスペックや形状の違いで「掃除にとりかかる時のめんどくさいさ」がかなり違います。
これらの条件が揃っているものがあれば「ついで掃除」をしやすくなるので、部屋のキレイを自然と保てるようになります。
モノ選びにこだわるだけで、ラクをしながらキレイな部屋を維持できるようになります。
床ブラシ式ヘッドと自走式ヘッド、どちらを選ぶべき?
スティッククリーナーは、大きく分けて「床ブラシ式ヘッド」と「自走式ヘッド」の2タイプがあります。
床ブラシ式ヘッドは、吸い込み口がシンプルな掃除機で、フローリングのゴミを吸引する分には十分です。掃除機本体が軽くて扱いやすく、見た目もスタイリッシュ。なにより、価格がとても安いのが魅力です。
自走式ヘッドは、ヘッド部分に搭載しているモーターブラシが回転することによって掃除機自体が前に進み、カーペットの奥に入り込んだゴミや髪の毛まで掻き出してくれます。ブラシの回転力だけで前へ進むので掃除機がけが軽くてラクです。床ブラシ式に比べて価格帯は高めですが、非常にパワーが強いのが特徴です。
- 床ブラシ式ヘッド→ほぼフローリングのお家や、一人暮らし用ワンルームなどに◎
- 自走式ヘッド→カーペットのお部屋があるお家、ペットのいるお家に◎
端的にまとめると、こんな感じです。自分のお家にあったタイプを選びましょう。
続けて、カジコレ編集部がおすすめする「床ブラシ式ヘッドのスティッククリーナー」と「自走式ヘッドのスティッククリーナー」を紹介します。
床ブラシ式ヘッドのおすすめスティッククリーナー
床ブラシ式のスティッククリーナーは、価格が圧倒的に安いです。吸引力はさほど高くはないですが、フローリング中心のワンルームには十分といえます。
siroca(シロカ)SV-S271
超軽量0.9Kgのコードレス スティッククリーナーです。細身のボディだから家具の隙間や下にサクッと入り気持ちよく掃除ができます。スマートな見た目は、吊るしっぱなしに十分耐えてくれます。
充電はコードを刺すだけという点がすごく便利で、コンセントのそばに保管場所を作ると「ついで掃除」が身につきやすいです。ゴミ捨てはカプセル式で簡単ですが、コツがあるので説明方法を一度読んでおくことをおすすめします。
値段は1.6万円ぐらいを推移中。買いやすさまで兼ね備えたイチオシのラク家事クリーナーです。
山善 ZSC-L121
山善の「ZSC-L121」は、870g(ハンディ時650g)と超軽量なのでに、とても吸引力が強い充電式の軽量コードレススティッククリーナーです。
スティックとハンディを使い分けられるので、家じゅうのいろいろな場所の掃除がラクにできます。価格は8,000円程度推移中で、2台めの掃除機としてもおすすめです。
自走式ヘッドのおすすめスティッククリーナー
自走式ヘッドのスティッククリーナーは、モーターブラシが回転してカーペットに入り込んだゴミや毛をかきだして吸引してくれます。カーペットのお部屋があるお家、ペットのいるお家におすすめです。
siroca(シロカ) かるピカ パワーSV-SP351
siroca(シロカ)の「かるピカ パワーSV-SP351」は、20,000円程度と自走式ヘッドのスティッククリーナーとしては安く、見た目もシンプルでスタイリッシュなのが特徴です。
0.98kg(ハンディ時は0.6kg)非常に軽いので、女性や年配の方でも軽々持てて、ゴミが気になったときにサッと使えます。スリムなボディだから収納にも困りません。
強力にゴミを絡め取る回転ブラシを搭載しているので、 フローリングや畳はもちろん、絨毯のホコリや髪の毛まで吸い取ってくれます。見やすいLEDライトつき。
山善 ZSP-L160
山善の「ZSP-L160」は、870g(ハンディ時650g)と超軽量なのでに、とても吸引力が強い充電式の軽量コードレススティッククリーナー(サクロン式)です。軽く押すだけで前に進む「自走式」なので、さらに軽々動かすことができ、女性や高齢の方も負担なく使えます。
とにかく安く、Amazonでは12,000円くらいで推移中です。ごみ捨ても簡単で、パーツは丸洗いできます。
スティックとハンディを使い分けられるので、家じゅうのいろいろな場所の掃除がラクにでき、吊るして収納できるのも魅力です。
日立 すごかるスティック PV-BS1L
日立 すごかるスティック PV-BS1Lは0.97㎏と軽く、気軽にサッと使えて操作も軽いです。女性や高齢者でも負担なく持て、高いところや階段などもラクラク掃除機がけができます。価格は13,000円くらいを推移中です。
軽量な「自走 コンパクトヘッド」に回転ブラシの先端をループ形状にした「からまんブラシ」を採用しています。ブラシや内筒に髪の毛などがからまりにくいので、お手入れがラクなのがポイント!
サイクロン式で、捕集したごみを圧縮するので捨てる際にほこりが舞いにくく、ごみ捨ても簡単です。パーツは丸洗いできるので、いつも清潔に保てます。ストラップ付きで、吊るして収納できます。
新製品が出たら随時、更新します!時々このページに来てくださいね。
以下、補足情報は読み飛ばしてもOKです。
掃除機にはキャニスター型(タイヤ付きで引っ張るタイプ)もあります。キャニスター型が有効なのは大きなカーペットがある場合や、ペットの餌や毛が落ちる場合などです。しかし最近のスティッククリーナーは進化しているので、掃除中に引き回す必要があり扱いが大変なキャニスター型にこだわる必要性はないと思いました。そのためここでは紹介しませんでした。
スティッククリーナーのゴミがたまる部分には、紙パック式・カプセル式・サイクロン式があります。捨てる時にホコリが舞い散るのが苦手ならパック式、掃除機本体の小ささを優先するならカプセル式がおすすめです。吸引力が大事ならサイクロン式ですが、本体が大きく床置き収納になりがちなのが難点です。
またブラシの種類にはパワーブラシ・タービンブラシ・床ブラシ(フロアブラシ)があります。ブラシがあると必然的に髪の毛が絡むのでお手入れに手間がかかります。床の多くがカーペットで覆われている場合はブラシ式が必要ですが、フローリング中心のお家なら床ブラシで十分です。お住まいに合わせて選んでください。