キッチンシンクの排水口のゴミ受けを、純正のものからステンレス製のパンチングタイプに買い替えると、ぬめりにくく、掃除が簡単になります。購入時は「つまみ上部の突起より上の内径」と「つまみ上部から突起より上の内径」を正確に測ると失敗しません。
「どれでも、いけるでしょ!」で大失敗
排水口のゴミ受けは、純正品(プラスチック製で表と裏に細かな網目のある、カビやすく掃除がめちゃくちゃ大変なアレです!)をやめて、パンチングタイプに変えると掃除が驚くほどラクになります。
そんなパンチングタイプのゴミ受けを購入する際に、「どれも似たようなものだから、きちんとはまるだろう」と浅い考えでゴミ受けを買いました。
これがダメでした!
直径13.5cm、高さ5cmのものを買うと、直径が足りずゴミが排水口に落ち放題に(泣)
全然使えませんでした。
1,000円もしたのにがっかり!
その後、100均で似たようなゴミ受けで高さが4.5cmのものを見つけたのでしばらく使っていました。
一見、大丈夫に思えましたが、大きな問題がありました。
ゴミ受けの側面に穴がないことが原因で、水道から水を出すと、少量のゴミが入っているだけで水がどんどんたまり、シンクがプールのようになってしまうのです。
これはストレスでした!そこで、ぴったりのゴミ受けを新調することにしました。
失敗しないために「サイズを測る」
排水口には浅型と深型があります。年数の経っているシンクなら直径が8cmのものもあります。まずは自宅の排水口のサイズをかなり正確に測りましょう。
カジコレ編集長の自宅のキッチンは一般的なシステムキッチンで、浅型の排水口でした。排水口の内径は14.5cm、内蓋の突起上部までの高さは5cmです。
ネットショップで必死に検索
排水口の内径は14.5cm、内蓋の突起上部までの高さは5cm
この条件に合う「パンチングタイプのゴミ受け」をネットショップで探しました。
すると直径14.5cmの商品はたくさん見つかりました。問題は高さでした。高さ5cmを超えるものが多く、続いて4.5cmのものが続きます。
1回購入に失敗しているので、安全な買い物をしようと「高さ4cm程度のもの」がないかを必死で探しました。するとヌメリ防止効果があるという銅製の美しいゴミ受けが見つかりました。
値段は1,980円。少々お高いので迷いましたが「一生シンクのごみ処理がラクになる!」と考えると、思い切って買うことができました。
めちゃくちゃ快適になった♪
購入したのは「純銅パンチングストレーナー N」です。
ネット無しで「すり胡麻」を流してみましたが、98%ぐらいキャッチしてくれました。穴の大きさが絶妙でサイドにもあいていることから、小さなゴミもとるけど、水はよく流れてシンクはプールになりませんでした。
イチオシの素材はステンレス!
この「ゴミ受け選び」には後日談があります。銅のパンチングゴミ受けは説明書に「すぐに変色する」と書いてあった通り、使っているうちにガッカリするほど黒くなってしまいました。最初が美しかっただけにショックでした。
本当に美しくないのでお手入れ方法を調べたところ「クエン酸水に一晩つける」と良いとのこと。さっそく実践したところ、見た目がかなり回復しました。
確かに銅のゴミ受けはぬめりにくいです!機能は最高です。
しかし黒くなることが受け入れられない方も多いと思います。
この結果をうけて、お手入れの手間が少なく、見た目も変わらない点を評価して、最もおすすめのゴミ受けの素材は「ステンレス」との結論に至りました。
まとめ
キッチン排水口のゴミ受けを買う際は、①と②のサイズを図ってからゴミ受けを買いましょう。
①が最も重要です。ここだけはサイズぴったりのものを選んでください。
②は「つまみの上部から、突起より上の内径まで高さ」の範囲内に収まるようであればOKでしょう。
つまみの上にゴミ受けが乗っている状態であっても①がぴったりならゴミはしっかりキャッチできるためです。
パンチングタイプのゴミ受けは、想像よりもずっとずっとラク家事効果があります。自分にぴったりのゴミ受けを買って、より快適な炊事生活を手に入れてください。
おすすめは、ステンレス製のパンチングタイプゴミ受け(ストレーナー)です!