夏場は麦茶をつくって冷蔵庫に常備している家庭も多いのではないでしょうか。でも、麦茶をつくってもすぐになくなってしまったり、大量に作らなくてはならなかったりすると、なかなか大変です。
特に、煮出してつくるタイプの麦茶は、キッチンが暑くなりますし、冷ます手間もかかってしまいます。
「夏場は毎日麦茶をつくるもの」という思い込みをなくし、ペットボトルのミネラルウォーターを買って飲むようにすれば、「名もなき家事」を減らせます。
家族には自分でペットボトルを持って行ってもらうようにし、家の中で飲むのもお水中心にします。
ペットボトルのミネラルウォーターで面倒なのは、巻いてあるラベルを剥がす作業や、入っていた段ボール箱をつぶして捨てる作業です。
しかし、最初からラベルがついていない「ラベルレスボトル」や、箱なし包装(ビニールラッピング/シュリンクパック)のものを選べば、そんな面倒な「名もなき家事」がなくなります。
ミネラルウォーターに切り替えれば、「子どもが学校に持っていく麦茶ができてない!」なんてあわてることもなくなります。
我が家では、ペットボトルをシンデレラフィットする隙間収納ラックに置いて、そこから勝手に持っていってもらっています。「水筒ちょうだい」と言われる機会が減るだけですごく助かっています。
「家族みんなが飲む水をすべてペットボトルにするのはお金がかかるし、空き容器も増えすぎる」という場合は、「湯冷まし」も併用するとよいです。お腹の弱い人が多い我が家では、大型のやかんで大量のお湯をわかして湯冷ましをつくり、やかんから直接コップに注いで飲んでいます。
以前は、「夏の飲み物は冷えてなくちゃ」と思い込んでいたのですが、常温でもわが家では特に問題ないことがわかりました。どうしても冷ましたいときは、やかんを冷蔵庫に入れておけばOKです。
やかんをそのまま冷蔵庫に入れる方法は、麦茶をつくる場合にも有効です。一度に大量に作ることができます(上写真の柳宗理のステンレスケトルの場合は2.5リットル)
ちなみに、麦茶は大麦(穀物)が原料なので、細菌のエサとなる炭水化物が多く、30℃前後で特に細菌が繁殖しやすいといわれています。麦茶を作ってから数日以内であれば問題ないですが、飲みきるのに日数がかかるようなら、お水に切り替えたほうが衛生面でも安心です。
煮出すことで殺菌できる気がしてたけど、細菌繁殖しやすいんだ!
麦茶づくりをやめることで名もなき家事を減らせてラクになります。ペットボトルがあると急いでいるときも助かりますし、ローリングストックすることで備蓄にもなるのでいざというときも安心です。
重いミネラルウォーターはネットで注文すると玄関まで運んでもらえて助かります。以下に、箱なし包装(シュリンクパック)やラベルレスボトルのミネラルウォーターを掲載するので、試してみてください。
定期便を利用すると毎回の注文の手間が省けて便利です。定期割引もあるので、都度購入よりもおトクに買えますよ!