お気に入りのワンピースやTシャツ、ワイシャツの襟周りの黄ばみや袖口の黒ずみが落ちない……。そんなときは過炭酸ナトリウムで10分ほど煮て、一晩放置してみてください。驚くほど真っ白になります!
Tシャツやワイシャツなどの襟元の黄ばみは、酸化した「皮脂汚れ」の蓄積が原因です。皮脂がたまりやすい首元は黄ばみができやすく、黄ばみを放置すると黒ずみになってしまいます。
汗をかきやすく、皮脂の分泌が盛んになる夏場は特に黄ばみが発生しやすいです。普通の洗濯ではなかなか落とせませんが、不潔な印象を与えかねないので、なんとかしたいですよね。
そこで、そんな厄介な黄ばみ・黒ずみを落として白さをよみがえらせる方法を紹介します。
ただし、この方法は綿素材にしか使えません。試す前にタグで素材を確認してくださいね。
①大きな鍋を用意し、水の状態から過炭酸ナトリウムを入れます。主成分が「過炭酸ナトリウム」の「酸素系漂白剤(粉末)」や「オキシクリーン」もOKです。
※お湯に溶かすと一気に酸素が放出されて鍋からあふれてしまうので、必ず水の状態で入れましょう。
②火をつけるとシュワシュワしてきます。
③衣類を鍋に入れ、10分ほど煮ます。
④火を止めて一晩放置します。
あとはいつも通り洗濯をし、干して完了です。過炭酸ナトリウムに一晩浸けおきをしたおかげで、元の白さがよみがえります。清潔感あふれる真っ白な服を着ると、気分も明るくなりますよ!
過炭酸ナトリウムは衣類の漂白以外にも、家じゅうの掃除に使えます。使い方は以下の記事をどうぞ。