自宅のトイレにサニタリーボックスを置くのをやめ、吊るした紙袋に使用済みの生理用品を入れるようにすれば、袋ごと捨てられるのでポリ袋の交換をする必要がなくなります。
サニタリーボックスは見えにくい場所に置いてあるので、身をよじって手を伸ばさなくてはなりません。毎回小さな箱のふたをあけるのも、ナプキンを押し込むのも、地味に面倒ですよね……。
そして、それ以上に面倒で「いやだなあ」と感じるのが、ポリ袋の交換ではないでしょうか。サニタリーボックス自体が汚れたら洗わないといけませんし、床掃除のたびにボックスを動かす必要があります。
ここで発想の転換をしてみましょう。サニタリーボックスは置かなくてはいけないわけではありません。
家庭のトイレでサニタリーボックスが必要なのは、家族のだれかの生理期間中だけなので、いるときだけショッパー(ショッピングでもらう紙袋)を吊るす方法でも十分対応できます。
やり方は、トイレの壁につっぱり棒を渡してS字フックをかけるか、粘着式のフックを取り付けて、そこに不要な紙袋を吊るすだけ。いっぱいになったら紙袋ごと捨てればよいので、ポリ袋の交換は発生しません。
おまけに、床に接していないので、床掃除をするときにものをどかす必要もなくてラクです。
紙袋の開きが気になる場合は、上部をクリップやピンチで挟むと目隠し&におい対策になります。
持ち手のない紙袋にハサミで切り込みを入れるか、パンチで穴をあけ、その穴をフックにかける方法もあります。自然と袋の口が閉じた状態になるので、においも気になりません。
賛否両論あるアイデアかもしれませんが、フタがないことが気にならなければ試してみてください。