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トイレ掃除のハードルを下げる方法|ラクして時短もできる!

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トイレ掃除は面倒に感じやすいものですが、管理の手間が増えるものをやめる、掃除道具を見える化する、便利な掃除道具で「ついで掃除」をするといった工夫でトイレ掃除のハードルは下げられます。

面倒くささを取り除いておけば、頑張らなくても自然にサッと掃除できるようになり、きれいなトイレを保てます。このページではトイレ掃除のハードルを下げる色々な工夫を紹介します。できそうなことがあれば取り入れてみてください。

トイレ掃除のハードルを下げる方法
目次

管理の手間が増えるものをやめる

即効性が高いのが、以下のように管理の手間が増えるものをやめることです。

  • 便座カバー
  • トイレマット
  • トイレスリッパ
  • トイレブラシ
トイレ掃除で管理の手間が増えるものをやめる

便座カバー・トイレマット

便座カバーやトイレマットなどの小物は、衛生的に保つために洗濯や乾燥などが必要です。使うのをやめるだけで、管理にかかる手間がなくなり、汚れたときの掃除も格段にラクになります。

トイレスリッパ

トイレスリッパは必ず使わないといけないわけではありません。心情的に気にならないのであれば処分しましょう。やはり「トイレスリッパは必要」と感じる場合は、拭き掃除ができるビニールタイプがおすすめです。

トイレブラシ

トイレブラシを清潔に保つには毎回洗う必要がありますし、床に置いておくと床拭きの邪魔になります。「トイレブラシがなかったらどうやって便器をこするの?」と思うかもしれませんが、以下のような方法を受け入れることができる方は、ブラシの管理の手間が減るのでおすすめです。

最近はスプレーするだけでほぼ汚れを落とせる洗剤があります。例えばLIONのトイレ洗浄スプレー「ルックプラス 泡ピタ」は、スプレーして1分後に流すだけで便器の中はほぼキレイになります。ボトルが逆さ向きでも噴射できて液垂れもしないので、日々の掃除がとてもラクです。

またトイレのルックドメストなども強力な洗浄力があり、同じような効果を得られます。

きれい好きの方は、これに加えて1〜2週に1度くらいの頻度で、使い捨ての手袋とスポンジで便器内を洗うと良いでしょう。トイレブラシで掃除をするよりずっときれいになります。

便器内を手洗いするのが嫌な方は、使い捨てトイレ掃除ブラシを購入し、柄の部分は吊るして収納する方法がおすすめです。

トイレの洗浄スプレー「ルックプラス 泡ピタ」

便器の縁裏やウォシュレットのノズルに吹きかけて60秒置くだけで大体の汚れが落ちるスグレモノです。

床にものを置くのをやめる

トイレの床にものがいろいろ置かれている

最初に「ものをどかす」というワンアクションがあると、掃除がとたんに面倒になってしまいます。

トイレの小物は床に置かずに浮かせる

トイレの床にものを置かないようにすれば、いつでもサッと拭けるので掃除がとてもラクになりますし、掃除に取り掛かる時の心理的ハードルもぐっと下がりますよ。

いま床に置いているものは戸棚にしまうか、吊るして収納してみてください。収納できないものは1つのカゴにまとめて、1アクションで移動させられるようにするのも良い方法です。

サニタリーボックスをやめるor浮かせる

サニタリーボックスは小さいものが多いので、経血量が多い期間に十分な収容力を発揮せず、使うときにストレスを感じる人も多いのではないでしょうか。ゴミ袋を取り替える手間もかかります。

サニタリーボックスの代わりに余っている買い物袋などを使うと、手間とストレスの両方を減らせます。

つっぱり棒にフックで紙袋をかける

やり方は、トイレの壁につっぱり棒を渡してS字フックをかけるか、壁に粘着式のフックを取り付けて、そこに要らない紙袋を吊るすだけです。

いっぱいになったら紙袋ごと捨てればよいので、フタがないことが気にならなければ試してみてください。袋の上部をクリップやピンチで挟めば、目隠し&におい対策になります。

紙袋をサニタリーバッグにする
紙袋をサニタリーバッグにする

持ち手のない紙袋にハサミで切り込みを入れるか、パンチで穴をあけ、その穴をフックにかけてもOKです。この方法だと自然と袋の口が閉じた状態になります。

サニタリーボックス(エチケットボックス)
山崎実業(Yamazaki) ウォール トイレポット & 収納ケース

サニタリーボックスを置きたい場合は、壁に取り付けられるタイプを使えば、床掃除のたびに動かす必要がありません。閉じると黒いビニール袋も隠れるので、すっきり目立たないのもポイントです。

掃除道具を見える化する

掃除が苦手な方、めんどうでなかなか取り組めない方は、掃除道具を見える化するのが効果的です。

トイレ掃除の道具を見える化する

離れたところに掃除道具をしまったり、扉の奥に入れたりするのをやめて、見えるところに吊るす・浮かせる収納をして、掃除に意識が向くようにしましょう。すぐ手に取れるところに置くのがポイントです。

トイレ後の手洗いは洗面台でする

トイレ内やトイレタンクの上にある手洗い用のボウルで手を洗うと、水が飛散って周囲が汚れます。さらに、手拭き用タオルを定期的に洗って交換する管理の手間も発生してしまうことに……。

トイレの後は、トイレ内のボウルではなく、洗面台で手を洗うようにすれば、汚れる場所を減らせます。

座って用を足す

立って用を足すと広範囲に尿が飛んでしまいますが、座って用を足せば汚れません。男性に座って用を達してもらえると同居する女性は確実に喜ぶでしょうし、ご自身でお掃除する場合にもラクができます。どうかよろしくお願いします。

「ついで掃除」を取り入れる

トイレ掃除のような気分が乗りにくい作業は、「小分け」にすると気楽に取り組めるようになります。毎日やること、3日に1回程度やること、月に1回程度やることに分け、わざわざ掃除のための時間を設けるのではなく、トイレを使うついでに掃除するように決めましょう。

毎日やる「ついで掃除」

トイレで最も汚れるのは尿や便が跳ねる「便座の裏」と「便器のフチ」です。便座裏には茶色い汚れがたまってしまうので、ここだけは頻繁に掃除しましょう。

トイレクイックルのシートで拭き掃除

便座・便座の裏・便器のフチ・床の拭き掃除は、毎日トイレを使うついでにサッと行いましょう。

トイレクイックルのシート

便器まわりは、トイレ用洗剤・クエン酸スプレー・アルコールスプレーなどの洗剤を吹きかけてトイレットペーパーで拭き取ったり、大判で厚みのあるトイレクイックルのシートで拭くのが簡単なのでおすすめです。

トイレの床掃除は、クイックルミニワイパーを使う

トイレの床掃除にハードルを感じる場合は、クイックルミニワイパーを使うと、かがまずに奥までラクラク拭き掃除ができます。フロア用と異なり、小回りがきく“コンパクト設計”だから狭いトイレでも使いやすいです。

3日に1回程度やる「ついで掃除」

3日に1回ほど「こすらなくてもキレイになるトイレ用洗剤」を使って便器の中を掃除します。

ルックプラス泡ピタ

ルックプラス泡ピタは逆さにしてもスプレーでき、便器のフチ裏にモコモコ泡が勢いよく届きます。60秒おいてから流すだけ掃除完了です。トイレのルックやドメストも同じ効果があります。

月に1回程度やる「ついで掃除」

月に1回程度、壁・天井・小物・棚・トイレタンクなどの拭き掃除をしましょう。高いところはワイパーを使います。

全部の箇所を「ついで」に掃除するのは難しいので、今回はドア側の壁だけ、天井だけといった具合に分割して取り組むのがコツです。

トイレの天井の拭き掃除

トイレタンク内部はあまり見ることがないかもしれませんが、ときどきは掃除しましょう。トイレタンクの汚れはカビなので、トイレタンク洗浄剤を入れて2時間放置すればOKです。

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「毎日お掃除はムリ!」な場合

できるだけラクにトイレをきれいに保ちたければ、毎日・3日に1回・月に1回の「ついで掃除」がおすすめですが、「毎日お掃除はムリ!」という場合は、気になったときだけ掃除をするのでもかまいません。

「気になる」とは、すなわち目に見える汚れがたまっているということ。「こすらず落とせる」をうたうアイテムもありますが、汚れがたまってしまった便器の縁裏や便座裏をピカピカにするには不十分です。

便利な掃除道具を使い、使い捨て手袋をして、しっかりこすり洗いをしましょう。便座の裏に黄色または茶色汚れは手強いですが、クリームクレンザーをつけてスポンジでこすると簡単に落ちます。

トイレの便器の汚れをクレンザーで掃除
トイレ掃除に便利な洗剤・道具
  • ルックプラス泡ピタ
  • トイレのルック
  • ドメスト
  • アルコールスプレー
  • スクラビングバブル流せるトイレブラシ
  • クイックルそうじシート
  • クリームクレンザー
  • クイックルミニワイパー

トイレの臭いが気になる場合は、掃除用ワイパーのシートにクエン酸スプレーをして床・壁・天井を拭きましょう。トイレの臭い原因のアンモニアは、空気より軽いので天井に染み込みやすいからです。

便座と床の隙間も拭き掃除をすれば、さらに消臭に効果があります。

おわりに

トイレ掃除は、徹底的に掃除のハードルを下げることが大切です。面倒くささを取り除いておけば、頑張らなくても自然にサッと掃除できるようになります。不要なものは捨て、掃除道具を浮かせ、便利なアイテムを使い、ラクにきれいなトイレを保ちましょう!

トイレ掃除のハードルを下げる方法
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この記事を書いた人

時短家事アドバイザーと共働き主婦チームがつくるWEBメディア。仕事が好きで「家事の優先順位が低い主婦」だった編集長の、掃除を9割やめても「キレイな部屋で過ごせるようになったしかけ」をはじめ、優秀な時短グッズ・お掃除ノウハウ・整理収納術(片づけ)・家事代行やハウスクリーニングサービスについて発信している。これまでに実践した家事効率化の専門書は200冊超。

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