スニーカーや運動靴などは自宅の洗濯機で丸洗いができます。手洗いに比べてかかる手間も時間も少ないのでラク&時短ができるうえ、内部の菌まで洗浄できて臭いもスッキリきれいになります。
靴を洗濯機で洗うメリット
スニーカーや運動靴を洗濯機で洗うのは、以下のようなメリットがあります。
- 手洗いに比べてかかる手間も時間も少ない
- 手洗いするよりもずっときれいになる
- 内部の菌まで洗浄、臭いもスッキリ!
- 洗濯機の脱水効果で、乾くのが早い
子どもがいていて毎週上靴を持ち帰ってくるような場合、洗濯機で洗えば子どもに洗うように口うるさく言わなくても済むのもメリットと言えるでしょう。
洗濯機で洗える靴・洗えない靴
スニーカー、スリッポン、上履き、布製の靴は洗濯機で洗えます。革靴、ヒールのある靴、ブーツ、スパイク、飾りのある靴などは洗えません。
すべての靴が洗濯機で洗えるわけではないですが、スニーカーや運動靴などは問題なく洗濯機で洗えます。日本ではあまり一般的ではありませんが、海外では日常的に洗濯機で靴を洗うそうです。
洗える靴
- スニーカー
- スリッポン
- 上履き
- 布製の靴など
洗えない靴
- 革靴
- ヒールのある靴
- ブーツ
- スパイク
- 飾りのある靴など
かっちりした革靴やヒールの靴を洗濯機で洗うと、靴も洗濯機も傷んでしまうので避けましょう。
カジコレ編集長はレザースニーカーもドラム式洗濯乾燥機で洗っていますが、まったく問題ありません。時間をかけて手洗いしなくてもきれいになるので、とても便利だと感じています。
ビルケンシュトックのサンダルは底がコルクなので、洗濯機で洗えません(そもそも水洗いできません)。ご注意くださいね。
靴を洗濯機で洗う方法と注意点
靴を洗濯機で洗う方法は、以下の通りです。
- 靴についている泥や小石を取り除く
- 洗濯ネットに靴を入れる(推奨)
- 液体洗剤を入れて通常モードで洗濯する
- 風通しの良い場所で干す
基本的にはこれだけですが、気を付けるポイントをまとめておきます。
泥がついている場合はあらかじめブラシなどで落とすようにしましょう。泥がついたまま洗うと、泥が水に溶けだして靴に再付着してしまうのできれいになりません。小石は洗濯槽を傷める可能性があります。
洗濯ネットに入れなくても靴を洗うことはできますが、ネットに入れることで洗濯槽に靴が当たることを最小限に抑えられます(洗濯槽のダメージ軽減)。また、靴紐が絡んでしまうことも避けられます。
通常の洗濯ネットでも構いませんが、クッション性のある靴洗い用のネットも市販されています。
洗濯機で靴を洗うとき、いっしょにバスマットを入れるとドラム式洗濯乾燥機では回転する時に靴が当たる音が少なくなります。バスマットも綺麗になるのでおすすめです。
粉の洗剤は溶け残ることがあるので、靴を洗うときには液体洗剤を使いましょう。水の量は多めにすると靴同士の摩擦を防げます。
洗った靴を濡れたままにしておくと、臭いやカビの原因になります。洗い終わったらすぐにシューズハンガーなどを使って風通しの良い場所に干すようにしましょう。
靴専用の乾燥機を使うのもおすすめです。乾きにくいつま先まで、短時間できちんと乾くので、翌朝その靴を履いていけますよ。特に、夜に洗ったときや雨の日には重宝します。
コインランドリーの靴洗濯機
自宅の洗濯機で靴を洗うことに抵抗があるなら、コインランドリーの靴洗濯機(スニーカーランドリー)を使用しましょう。目安として、1回200円で大人用の靴2足、子ども用の靴4足を洗えます。
コインランドリーの靴洗濯機は、靴専用の洗剤が自動投入されるようになっています。
靴洗濯機は中にブラシが内蔵されているので、家庭用の洗濯機に比べて、汚れ落としパワーが高いです。頑固な汚れもよく落ちます。なお、靴洗濯機を使うときは、洗濯ネットは必要ありません。
コインランドリーの靴洗濯機には、別料金ですが靴乾燥機もついています。料金の目安は20分100円ほど。靴の洗濯から乾燥までを最短で終わらせたいなら、コインランドリーの靴洗濯機はおすすめです。
おわりに
洗濯機で靴を洗ってもいいんだ!と気づくと、かなりラク&時短ができます。
靴をゴシゴシ手洗いするのが面倒で、汚れた靴を見て見ぬふりしてしまっているという人は、ぜひ洗濯機で靴を洗ってみてください。がんばらなくてもよいので、靴を洗うことのハードルがぐんと下がります。
きれいな靴は自分も気分が良く、人にも好印象を与えられますよ!