あと片づけがぐっとラクになる! キッチンの「食器用泡スプレー」や「プレ洗剤」おすすめの使い方

スプレータイプの食器用洗剤は、洗い物をラクにしてくれるお助けアイテムです。水筒・箸箱・軽い汚れの皿や鍋なら、スプレーして1〜2分待ってから流すだけで汚れが落ちてきれいになります。また、酷い汚れの場合は先にスプレーしておくと擦り落とす作業が非常にラクになります。

 キッチン用プレ洗剤
目次

「泡スプレー」と「プレ洗剤」の違い

スプレータイプの食器用洗剤には「泡スプレー」と「プレ洗剤」があります。「泡スプレー」は、一般的な液状の食器用洗剤と同じで、それだけで食器をきれいに洗える能力を持つ洗剤です。一方「プレ洗剤」は洗い物の前に使うことで洗う作業をラクにしてくれる洗剤です。

泡スプレーとして販売されているものには、花王株式会社の「キュキュット CLEAR泡スプレー」や第一石鹸株式会社の「第一食器用洗剤泡スプレー」があります。プレ洗剤として販売されているものには、花王株式会社の「 キュキュット あとラクミスト」があります。

「家事が本当にラクになるアイテム」という視点で見ると、1本で十分な洗浄機能があるとメーカーが保証している「泡スプレー」を買うのが良い選択と言えそうです。

スプレータイプの食器用洗剤の使いどころ

筆者は、食器をすぐに洗えないときは、汚れがカピカピになって落としにくくならないように「水をフチまで満たしておく」だけで十分。だから毎回スプレーしていたらお金がもったいないと思っていたので、これまでは泡スプレーの必要性を感じていませんでした。

しかし「水筒の除菌ができる」ものがあると知って認識を改めました!

水筒を洗うのって、とても面倒です。複雑なパッキンは洗いにくいし、筒の奥のほうは本当にきれいになっているのかな、と疑いたくなります。おまけに筒を洗うための専用の長いブラシを持つのもイヤなので、子どもが小学生のころは水筒ではなくペットボトルを持たせていたほど避けていました。

食器用洗剤 泡スプレー

でも、キッチン用泡スプレーを使えば、水筒にスプレーして1分おいて流すだけでちゃんときれいになって、除菌までできる!これが分かってから水筒を洗うハードルが一気に下がりました!

また、油でギトギトの鍋やフライパン、調味料がべっとりついた皿など「洗うの大変そう、面倒だな」と思うものは、スプレーしておくと後で洗う作業が圧倒的にラクにもなりました。

こびりついた汚れがある場合は、スプレーをした後にこすり洗いが必要ではあるものの、すごくラクに落とせるので、負担感が少ないです。

さらに油がギトギトのツナの空き缶は、スポンジで洗うと手を切りそうでイヤだったのですが、泡スプレーを使えば、スプレーして流すだけ。こびりつきがないものはこすらなくても油が落ちるので、本当にラクです。

こんなものにプレ洗剤を使うとGood
  • 水筒のふた・コップ・内側
  • 麦茶のボトル
  • 弁当箱のフチ
  • 箸箱
  • ストローマグ
  • 弁当用のシリコンカップ
  • スポンジやまな板の除菌

その他にも「泡スプレーがあって、助かった!」と感じるのは、すぐに洗えないとき・洗いたくないとき、眠すぎるとき、疲れ過ぎているとき、など。汚れたものを放置しておくと「後で洗わなくては…」と憂鬱な気持ちになりますが、泡スプレーをしておけばそんなイヤな気持ちも軽減されます。

水筒やストローマグなどを洗うのが面倒な人、簡単に除菌をしたい人、キッチンのあと片づけをもっとラクにしたい人は、ぜひ泡スプレーを試してみてください。

食器用泡スプレー、どれを買うべき?

スプレータイプの食器用洗剤、どれを買うと良いでしょうか?それぞれの界面活性剤濃度は以下の通りです。

商品界面活性剤濃度香り
キュキュット CLEAR泡スプレー12%(両性界面活性剤)あり
第一 食器用洗剤泡スプレー8%(高級アルコール系)なし
キュキュット あとラクミスト(プレ洗剤)10%(高級アルコール系)なし

洗浄力の強さは、界面活性剤の種類・濃度・それ以外の配合物などによりるので、似たような構成だとどれが最強と言いにくいのですが、使ってみたところ「どれも十分に汚れが落ちる」と感じました。

近所のお店でたいてい売っている買いやすさで考えると「キュキュット CLEAR泡スプレー」が良いですし、洗剤を香りの有無で決める人には第一 食器用洗剤泡スプレーが良いでしょう。

筆者のが好きなのは、洗浄力が高くて無香性の「第一 食器用洗剤泡スプレー」です。洗ったあとも臭いが気になりませんし、水筒・スポンジ・まな板などをしっかり除菌できる点も気に入っています。

前のページに戻る

カジコレトップに戻る

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

時短家事アドバイザーと共働き主婦チームがつくるWEBメディア。仕事が好きで「家事の優先順位が低い主婦」だった編集長の、掃除を9割やめても「キレイな部屋で過ごせるようになったしかけ」をはじめ、優秀な時短グッズ・お掃除ノウハウ・整理収納術(片づけ)・家事代行やハウスクリーニングサービスについて発信している。これまでに実践した家事効率化の専門書は200冊超。

目次