買い物は意外と時間がかかります。自分でスーパーマーケットなどに買い物に行くのをやめてネットスーパーを利用すると、ルーティンの買い物に使う時間と体力を大幅に節約できます。おまけに買い物で使っている思考力や決断力も温存できるので疲れません。
ネットスーパーを利用して時短しよう
買い物は、自分で思っているよりもずっと時間がかかります。1回の買い物にかかる時間は平均30分と言われています。週に3回買い物に行く場合、1週間あたり1時間半、1ヶ月では6時間もの時間を買い物に費やしていることに。往復や荷ほどきの時間もプラスするともっと時間が必要です。
自分で買い物に行くことをやめて、ネットスーパーを利用することで、買い物にかかる時間は大幅に減らせます。スーパーマーケットなどに行く時間、店内を見て回る時間、レジに並んで会計をし、買い物袋に詰めて自宅まで持ち帰る時間……。ネットスーパーを使えば、これらの時間をゼロにできます。
買い物は、思考と決断をくりかえす大変な作業
また、買い物ではかなり多くの思考力と決断力を使っています。買い物での行動を書き出してみると、たくさんの思考・決断を繰り返していることに驚きます。
例えば、スーパーに食材を買いに行く場合であれば、以下のような感じです。
- 献立を考える
- 足りないものを洗い出す
- 買い物メモを作成する
- お店まで移動する
- 売り場をまわる
- 品定めをしたり、割安かを考えたりしながら商品をカゴに入れる
- レジに並び会計する
- 袋に詰める
- 荷物を持って店を出る
- 移動する
- 帰宅したら冷蔵庫などに食材を入れる
チラシを見ながら特売品をチェックしたり、セール品から逆算して献立を考えたりする場合もあり、このケースではさらに多くの決断をしていることになります。
小さい子どもを連れているときや雨の日はさらに大変ですよね…
ルーティンの買い物での「決断疲れ」はもったいない
買い物には、先に述べただけ決断をしているので、決断力をかなり使っています。コーネル大学のJeffery Sobal教授らの調査によると、食事に関することに限っても人は1日に2,267回の決断をしているそうです。
決断数が増えるほど脳は疲労し、決断の質が低下していきます。これを決断疲れと言います。仕事人としては、買い物に決断力を使ってしまって、もっと重要な事柄の判断の質が落ちるのは困りますよね。
マーク・ザッカーバーグさんやバラク・オバマさんは日々同じような洋服を着ていますが、それは決断力を服選び以外の重要なことに使うためだそうです。
ルーティンの買い物で決断数を減らせば、決断疲れや体力の消耗を防ぐことができます。結果、肝心な時に良い決断ができるようになります。
自分で買い物に行くのをやめて、時間を手に入れよう
仕事でも家事でも、目的は達しつつ効率を上げるには「やらないことを決める」のが大切です。
食事をとることと、日用品を計画的に手に入れること。これらの本質的な目的を達成できるのであれば、必ずしも自分で買いに行く必要はありません。
買い物に行くのをやめてネットスーパーを上手に利用すれば、必要な買い物はきちんとできるのに、移動やレジに並ぶ時間をまるごとカットできます。これだけでかなり自分の時間が増えるでしょう。
ネットスーパーを上手に利用するコツは、以下の記事で紹介しています。