プロによるエアコンクリーニングは、ヒアリングと現状確認、クリーニングの準備(エアコンの分解と周辺の養生)、エアコン本体の掃除、部品の洗浄、乾燥と組み立て、動作確認と仕上げ、最終確認という手順で行われます。
ハウスクリーニング業者によって若干の違いはありますが、基本的な手順は変わりません。
(少数ですが、完全分解をした後にエアコンを持ち帰ってクリーニングする業者もいますが、ここでは除きます)
以下、時短家事アドバイザーのあやこが実際にダスキンサービスマスターのエアコンクリーニングサービスを利用したときの様子を写真つきで紹介します。
まず、エアコンの動作確認を行い、異常がないかをチェックします。これにより、クリーニング前の状態を把握でき、ビフォーアフターの比較がしやすくなります。
エアコンのカバーやフィルター、その他の取り外せる部品を分解します。作業中に汚れや水が飛び散らないように、エアコン本体や周囲をビニールシートなどで養生(覆い隠すこと)します。
エアコン内部に専用の洗剤を散布し、汚れを浮かせます。特にカビやホコリが多い箇所には重点的に洗剤をかけます。
その後、高圧洗浄機を使用して、エアコン内部の汚れを洗い流します。アルミフィンや送風ファンなど、細かい部分もしっかりと洗浄します。
エアコンから出てくる水ががきれいになるまで高圧洗浄します。
ドレンホース(下写真の左側に伸びているホース)の中に溜まった汚れを除去します。
取り外した部品は、浴室やベランダを借りて洗浄します。洗剤を使ってブラシで汚れを落とし、しっかりと水で洗い流します。
洗浄後、エアコン本体と部品をしっかりと乾燥させます。これにはエアコンを短時間運転させることも含まれます。
乾燥が完了したら、分解した部品を元通りに組み立てます。この際、部品がしっかりと固定されているかを確認します。
最後にエアコンの動作確認を行い、正常に動作するかをチェックします。冷暖房の機能や風向きの調整などを確認します。オプションで、防カビ剤を散布し、カビの再発を防ぎます。
作業が完了したら、一緒に仕上がりを確認します。高圧洗浄で出た汚水の処理方法についても説明があります。 最後に養生シートを取り外し、作業スペースを片付けて撤収してくれます。